火事の多かった江戸時代は強風が大火につながったので、風を断ち切って延焼を防いで欲しいとの願いから、お守りとして買い求められるようになりました。渋紙張りのかごの中には、極彩色の"武者絵凧""奴凧""字凧""扇凧""助六・辨慶"などの歌舞伎役者絵の凧が多く、行商の人たちは、正月二日までは皆休んでいましたが凧売りだけは売り歩いていました。凧の種類も次々と変遷して、からくり凧、うなり凧、など細工凧も作られるようになりました。
火事の多かった江戸時代は強風が大火につながったので、風を断ち切って延焼を防いで欲しいとの願いから、お守りとして買い求められるようになりました。渋紙張りのかごの中には、極彩色の"武者絵凧""奴凧""字凧""扇凧""助六・辨慶"などの歌舞伎役者絵の凧が多く、行商の人たちは、正月二日までは皆休んでいましたが凧売りだけは売り歩いていました。凧の種類も次々と変遷して、からくり凧、うなり凧、など細工凧も作られるようになりました。