ままよこの世は風まかせ 西に東に南に北に 腰の大小道連れに見栄も誇りもかなぐりすてて 風の吹くまま きまま旅剣の叫びが風を切る
不気味な静けさ、心には鬼が棲むと言われるほど、相手を切り裂くような鋭い眼差しは生きる術を剣に託した男。決して後退りせず、荒野を彷徨い風を起こし大地を起こし一人生き抜く。見たい見せたい男の世界です。深編笠は武士や浪人が顔を隠すために用いました。
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