旅で拾った恋だから 旅の終わりで捨てましたいくら艶よく演じても しょせん浮世は恋芝居
夢先案内一座は、夢追い一座です。悲しい涙は袂でかくし、夢を売る旅をしています。たくさんの恋もありましたが、未練なんかありません。心の糸を結んでもしょせん儚い運命の夢芝居なのですから。俯く姿と肩に女心がにじんで無償のわびしさが伝わってきます。
一覧へ戻る