混迷の昭和という時代を生き抜いた稀代の歌姫「李香蘭(りこうらん)」。実在した人物を人形でいかに表現するか、緋扇の新たな挑戦です。(人形イメージ:劇団四季公演より)
二つの祖国の懸け橋となり、翻弄されながらも、李香蘭は常に平和を願いました。時代の流れに向き合いながら、ブロードウェイの舞台に、テレビに、そして国政に、多面的にエネルギッシュに活躍した女性です。この数奇な運命の人の純粋さに心打たれるのです。
一覧へ戻る