第73回(令和6年度)横浜文化賞 受賞のご報告
このたび 日本人形作家 小池緋扇は
第73回(令和6年度)横浜文化賞を受賞いたしました。
この賞は、横浜市の文化の向上及び発展に寄与した功績が認められた方々に贈られる名誉ある賞です。 日頃より支えてくださる皆様への感謝を込めて、この喜びをご報告いたします。
令和6年11月21日 横浜文化賞贈呈式 写真提供:金井良蔵様
横浜文化賞について
横浜市の文化の向上および発展に寄与することを目的として、 芸術、学術、教育、社会福祉、医療、産業、スポーツ振興など、横浜市における文化の発展に尽力し、 その功績が顕著である方々に対し、「横浜文化賞」が贈呈されます。
小池緋扇のこれまでの歩みと受賞理由
小学生のころより日本人形作りを始め、幼稚園教諭を経て人形作家となる。 その繊細な作品は多くの著名人を魅了し、着物の柄や色合わせを学びに訪れる和装関係者も少なくない。 地元を中心に多数の人形展を開催し、伝統的な日本人形から現代的な作品まで幅広く披露。 人形制作の技術や歴史を伝える場となっている。 また、東京人形学院(後の一般財団法人 人形美術協会)にて60年以上にわたり制作を指導し、人形師範の育成にも尽力。 人形展の開催など長年、地域文化の活性化と伝統工芸の継承に貢献している。
受賞理由
江戸の文化を後世に残していきたいという思いから、今なお現役とし て、積極的に活動し、日本全国で展示会を開催するほか、 地元の鶴見区で も「小池緋扇特別展」を例年開催するなど、長年にわたり地域の文化振興 に多大なる貢献を果たしている。
出展 横浜市記者発表資料より